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EAC認証を申請する際の注意点
-認証代行業とコンサルティングの違い-(混同していませんか?)
日本国内にEAC認証代行業者はいくつかあり、近年はロシア語が話せるというだけや異業種からの参入があります。
又、欧米系認証機関もそのメームバユーからEAC認証においても専門と誤解されている日本企業がほとんどです。
JETROさえ、その認識ですから。欧米認証機関は認証と言う名前はついていますが、EAC認証についてはプロではありません。
EUとEAC認証は異なります。
日本国内で、コンサルティングができるEAC認証に関して10年以上の実務経験と法的知見を持つ会社は、弊社を含め一握りです。
コンサルティングの業務は以下の通りです。証明書を届けるという意味では、認証代行業社と同じですが、その中身は大きく異なります。
この事をまずご理解してください。
1:コンサルティングは、少なくとも10年以上の認証経験があり、且つEAC及びGOSTに関する法的知見を有する
2:認証を代行するのではなく、製造メーカーが製品の認証取得ができるよう、都度アドバイス及びコンサルティングを行う
3:申請代理人、認証機関、試験ラボ、公認専門官との間に立ち、認証を円滑に行う支援を行う
4:製品サンプルの通関、試験及び工場検査のアドバイス及び支援を行う
5:最終的に製品のCertificate及びDeclarationの取得、配送迄支援を行う
EAC認証を申請する際の注意点
以下では、最も重要な側面について説明します。
【欧米系認証機関、日本認証機関、申請代行業社とコンサルティング会社(特に弊社)の違い】
EAC認定のトピックは非常に複雑であるため、製造業者は、適合性評価の全ての段階でアドバイスを提供できる、経験豊富で有能で信頼できるパートナーを最初から見つけることが重要です。
大企業は通常、品質保証、CE適合性、及び輸出の分野で幅広いノウハウと深い知識を持っています。それにもかかわらず、彼らはしばしば彼らの能力の限界に達するので、外部のアドバイスを必要とします。
これは、従業員に適切な言語的および技術的スキルを与えることも、広範な専門知識を習得することもできない中小企業にも特に当てはまります。
・日本国内の欧米系第三者認証機関:そもそもEAC認定のEAC認証機関ではない。法的知見、実務経験が少なく回答迄に時間を要します。
・日本国内の認証機関:そもそもEAC認定のEAC認証機関ではない。法的知見、実務経験が少なく回答迄に時間を要します。
・日本国内の認証申請代行業者:ロシア語ができる為認証申請代行を行っている例が多い。
・弊社(Sercons Japan LLC):日本国内で2番目に古い「ロシア専門の認証支援会社(コンサルティング会社)」。
豊富な法的知見、実務経験が多く、回答も国内最速での回答を行う。
又,ロシア、EAC認証制度の日本企業及び行政向けの啓蒙活動を行う唯一の企業
*Point1:欧米系認証機関はEAC認定の認証機関ではなく、EU指令を中心とした認証を行う機関であり、EAC認証に関して立場は、コンサルティング会社と同じで、その事を知らない日本企業が多い
*Point2:日本の認証代行業者は実務経験が少なく、弊社元社員を含め、個人事業主が多い事
コンサルティング会社
EAC認定のトピックは非常に複雑であるため、製造業者は、適合性評価の全ての段階でアドバイスを提供できる、経験豊富で有能で信頼できるパートナーを最初から見つけることが重要です。 大企業は、通常、品質保証、CE適合性、及び輸出分野で幅広いノウハウと深い知識を有しています。それにもかかわらず、彼らはしばしば彼らの能力の限界に達するので、弊社のような外部のアドバイスを必要とします。 これは、従業員に適切な言語的および技術的スキルを与えることも、広範な専門知識を習得することもできない中小企業にも特に当てはまります。コンサルティング会社(アドバイザリー会社)の業務は?
1:EAC認証でメーカーを全認証行程で支援し2:製品を正しく分類し、必要な技術文書を教示し、メーカーが希望すれば翻訳し、技術文書の作成も行う
3:そして何よりも、適切な認定認証機関、適切な試験所、及び誠実な申請代理人を選択すること。
コンサルティング会社が認証においてこのように重要な役割を果たす理由は、EAC認証の過程で、認証機関ではなくコンサルティング会社が連絡先となるためです。
経験によれば、製造業者は、認証費用の支払い後、認証機関からのサポートや情報を無駄に待つことがよくあります。
従ってコンサルティング会社が認証機関から独立していることは、プロセスを成功させ、円滑にするために不可欠です。
認証機関、試験機関、申請代理人が疑わしい場合に、あなたをサポートできる有能なアドバイザーがあなたの側にいることは有益です。
正式な代表者(製造者の申請代理人)
ユーラシア経済連合の現行法によれば、EAEUの領域に設立された企業のみがEAC認証またはEAC宣言の登録を申請することができます。ユーラシア経済連合の外、例えば、日本、中国、ドイツや他のEU諸国に所在する企業は、通常、自社製品を自己認証する権利がありません。
これは、特に外国企業が技術規制に違反している場合、EAEUの関連規制当局が要件を施行することが困難なためです。
この問題は、ユーラシア経済連合の正式な代表者を任命して、製造業者に代わって認証を実施することで回避できます。
権限のある代表者が市場監視の連絡窓口として機能するため、次の条件を満たす必要があります。
1:権限を与えられた代表者は、経済同盟の加盟国の1つの領域に法人登録或いは個人事業者として登録されている必要があります。
2:EAC認証またはEAC宣言を実行するための製造業者と権限のある代表者との間の契約を締結する必要があります。
3:権限のある代表者は、品質および安全基準を順守する責任を負います。
更に、製造業者ではなく、申請代理人(許可された代表者)がEAC証明書、又は宣言の所有者です。
誰がEAC証明書を使用できるかを決定できるのは、申請者としての権限のある代表者だけです。
これは、製造業者の要求に応じて、権限のある代表者がユーラシア経済連合の各輸入業者に証明書類の使用許可を与える「委任状」を発行して、 輸入業者(通常は購入者)が輸入通関時に税関に提示できるようにする必要があることを意味します。
「委任状」がなければ、商品は自由に流通する事が出来ず、最悪の場合、荷送人の費用で処分する必要があります。
ですので、製造者は申請代理人にいくらか依存するようになります。
残念ながら、権限のある代表者が突然姿を消して姿を消すことは珍しくありません。
従って、新しい「委任状」を付与する事ができず、代理人が申請者として指名された非常に価値のある証明書は使用出来なくなります
正式な代表者(製造者の申請代理人)について注意すべき事
1:権限を与えられた代表者がEAEUの加盟国の1つの商業登記簿に正式に登録されているかどうか。2:認可された代表者が長い間市場に存在していて、それが「フライバイナイト」会社ではないかどうか。
3:製造業者と正式な代表者との間で契約が締結されているかどうか。
4:そして最も重要なことは、代理人の料金が契約で指定されているかどうかです
認証機関
認証機関は、EAC認証プロセスにおいて中心的な役割を果たします。認証機関のタスクは以下の通り。1:製品の識別と分類
2:後続のテストのためにサンプルを採取する
3:製品のタイプに対応する技術規則の決定
4:認定試験所へのサンプルの出荷
5:技術文書の分析と評価
6:生産監査の実施
7:証明書の発行
認証機関のサービスは、適合性評価手順全体の最も重要なコスト要因の1つです。したがって、認証機関は慎重に選択する必要があります。
しかし、その選択には優秀な「コンサルティング会社」の存在が不可欠です。
法的な抜け穴を塞ぐために、2020年1月1日以降、検査管理を別の認証機関に移管することが可能になりました。
上記の理由は、認証機関の選択が適合性評価手順の重要なステップであることを示しています。
従って、経験豊富な専門コンサルタントとこの問題について話し合うことをお勧めします。
試験ラボと試験報告書(プロトコル)
ラボには、認定ラボと非認定ラボの2種類があります。EAC宣言手順では、試験報告書(プロトコル)は認定されたラボと認定されていないラボの両方によって発行される場合があります。
認定されていない試験所を使用する場合は、試験所を慎重に選択する必要があります。一部のラボには、テストに必要な人員や機器がありません。
そのような研究所は貿易登録の証明書を提供することができず、したがって彼らの行動に対して責任を負わない事がしばしば起こります。
このようなラボからの試験報告書(プロトコル)に基づいて発行されたEAC宣言は、税関、消費者権利保護分野の監督のための連邦サービス、又はRosstandartなどの監督当局による検証後に無効と宣言されます。
EAC認定手続きでは、EAEUで認定された試験所によってのみ発行され、認定された審査官の登録簿の国内部分にリストされている試験報告書(プロトコル)が必要です。認証機関は試験所を選択し、試験の為にサンプルを送ることができます。
ロシアとEAEUの適合性評価手順は絶えず変化し、再規制されています。昨日一般的に受け入れられていた商慣行が今日ではもはや適切でない可能性がある為、法的規制と基準はほぼ毎日更新されます。
最新の状態に保つ為に、有能で経験豊富なパートナーを選択される事をお勧めします。
EAC Certificate発行には、サンプルをロシアへ送り試験ラボでの試験が必須要件です
EAC認証の認証行程でサンプルをロシアの認定ラボへ送り、認証製品の試験を行う事が要求されています。それは、証明書(Certificate)発行の根幹のエビデンスだからです。
従って、サンプル試験なしや認定試験ラボ以外でのTest Teportは、発行の根拠とはなりえません。
EU指令(CE Marking)とは異なるシステムです。
しかし、製品が大きい場合や高額な場合、或いはサンプルがまだ無い場合はどうすればいいのでしょうか?
弊社は、関係法令に準拠した製造者にとって最も最適なサンプルを送る方法についての提案を行っています。
EAC Declaration発行にも、技術規則及びGOST規格に準拠した試験報告書(プロトコル)が必須要件です
EAC適合宣言書発行には、技術規則及びGOST規格に準拠した試験報告書(プロトコル)が必須要件です。試験報告書(プロコトル)は、各国で実施された試験及び試験報告書のままでは使用出来ませんし、発行の根拠とはなりえません。
弊社は、関係法令に準拠した製造者にとって最も最適な法的解決を提案しています。
適合性の確認時のGTINおよびGLN
ロシア及びEAEU諸国以外で製造された製品の適合宣言する場合、宣言登録申請書にGLNおよびGTINを示す必要があります。1. GLNコードは、2021年7月1日まで利用可能な場合にのみ指定されますが、7月1日以降は必須要件になります。
2.GTINコードが利用可能な場合は指定されます。