ウクライナ認証機関発行の証明書とは?
【UkrSEPRO(ウクル・セプロ)制度の廃止について】
ウクライナのUkrSEPRO及び強制認証リストはウクライナ経済開発省2015年1月15日付けNo.24_8により
2016年2月10日よりUkrSepro強制認証制度が順次廃止され、2018年1月1日より完全に廃止されました。
【新ウクライナ認証制度】
これに伴い、ウクライナの制度は「適合性評価」となり、ウクライナへの製品輸出には、
技術規則が存在する製品分野ではEU指令と親近性がある、ウクライナ適合宣言書(Declaration of Conformity)が要求されます。
又、技術規則が無い製品については、ウクライナの国家規格の要求要件を満たしている必要があります
【適合宣言書(Declaration of Confirmity)の発行方法】
通関時にウクライナ適合宣言書(Declaration)の発行方法は2通りです。
1.申請者自身が、適合宣言を行う。
2.ウクライナ認証機関が関与し、適合宣言書を発行する。
適合宣言書の発行方法は、2通りですが、申請者自身が、適合宣言書の記載内容について
ウクライナ国家規格名等に知識を有しているケースは非常に稀です。
その為、適合宣言書のほとんどは、ウクライナの認証機関が関与します。
【認証機関が発行する証明書について】
そこで、発行された適合宣言書の信頼性を高める為、ウクライナの認証機関が顧客の希望により、「第三者機関」として、右表示のようなCertificateを発行します。
多くの場合、「適合宣言書」+「ウクライナ認証機関証明書」というケースがほとんどです。