工場検査は、「専門官による生産行程の検査(現在は、コロナ禍の為リモート検査)」及び「各生産行程に対する多数の書類(ロシア語で提出)」で構成され その結論書がACTとして作成され、適合性評価(認証)のエビデンスのひとつである。
【関連規格/法令と用語】
・ユーラシア経済委員会決議No.44(2018年4月18日)標準適合性評価スキーム
・ GOST-R_54293-2020生産状態の分析
【コロナウィルス緊急時の生産性分析について】
2021年1月10日、2020年12月23日付のユーラシア経済委員会決議第127号が発効し、コロナウイルス感染症(COVID-19)禍での工場生産性分析(工場検査)を含む製品認証の一時的な措置が承認されました。
製品の適合性を評価するための標準スキームを採用した2018年4月18日付のEEC評議会第44号の決定に追加が行われます。
暫定措置は、EEC理事会決定第127号の発効日から1年間、2022年1月10日迄有効です。
「対応事例」
・指定されたプロセスのビデオ撮影を行い認証機関に提出する。(撮影内容、時間指定)
・指定された書類(ロシア語翻訳済)を認証機関に提出する。
・指定ソフトウェアーによるビデオ会議実施の可否判断(公認Expertがビデオ会議を行うかどうかの判断する)
・ビデオ会議を行う場合、時間は15分~20分程度。使用ソフトウェアーは「https://trueconf.com/」になります。(Rosaccreditation指定)
・参加者は、最大で製造者、申請者、通訳、Expert、Rosaccreditation職員(政府機関)。通常は政府機関の参加はない。
*弊社では、会議の場合、日露、日英の通訳のサービス(有料)も行っております。
*ビデオ撮影時のロシア語翻訳字幕挿入(テロップ)サービス(有料)も行っております。
・生産状況分析(工場検査):製造された製品が認証中に確認された要件を常に満たしていることを保証する為に必要な条件を持っていることを証明するために認証機関によって実施される行為。
弊社では、工場生産性分析(リモート検査)に関する小冊子(小マニュアル)を発売中
【小マニュアル内容】
①リモートアセスメントによる生産状態分析実施への合意書
②ビデオ撮影の要件(何を、どのような事を撮影するのか?)
③工場検査の際に提出する13項目の全書類リスト
・小冊子(小マニュアル)販売価格:15,000円(税別)・・会員登録企業向けに販売
・検査管理(inspection control):発行された適合証明書の対象製品が、発行の合法性を維持するために、製品が認証中に確認された要件を引き続き満たしていることを確認するために、
認定認証機関によって毎年実施される適合の体系的な管理評価。
2021年5月26日実施のオンライン工場検査実例(TR CU 012/2011爆発性雰囲気で使用される機器(防爆機器)
Zoomによるオンライン工場検査について
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